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2011年4月13日 (水)

震災地からの報告

被災地の税理士からの報告です。

宮城県仙台市から全国の経営者へ
「地震と津波で流されなかった3つのモノ」

1. 資産は津波で流され、★負債は津波でも流されない★

今回の地震及び津波では、建物、機械、棚卸資産など、
ほとんどすべての資産が流されてしまいました。
しかし、流されなかったものがあります。それは負債です。
長年積み重ねてきた内部留保により構築した資産は、
津波に対して無力でした。
しかし、借入金、買掛金、リース債務は、
非情なほど無傷で存在しています。
今まで健全な経営をしていた会社ですら、
一瞬にして債務超過に陥るのです。

2. 生命保険は、経営危機時の防波堤

「地震や津波で、流されなかった資産はなかったのだろうか?」
少し考えてみました。それこそ、まさに、生命保険ではないでしょうか。
死亡保険は無論のこと、生き残った経営者にとって、
救いの一手となっているのが、解約返戻金のある生命保険契約です。
契約の時は、渋々契約した経営者でも、
今回の震災では、>★「この生命保険があって助かった」★との声を聞いています。
震災後の、損害の補填、資金繰りの悪化に対して、強い力を発揮しています。
大切なデータをクラウド上に保存していた多くの会社が、
被害を最小限に留めたのと同様、
社外に資産を積み立てることができる生命保険は、
「防潮堤」ならぬ「経営危機時の防波堤」と言えるのではないでしょうか。

3. 信用と絆(KIZUNA)

生命保険以外で、津波に流されなかった資産があるとすれば、
それは「信用」「絆」と言えるのではないでしょうか。
本社社屋を流された経営者に、
金融機関の支店長は、無条件で融資を決定しました。
また、ある経営者には取引先から、多くの支援が寄せられています。
そして、地域の絆、地域外の仲間との絆によって、
我々、被災地の人たちは支えられています。
ある意味、生命保険は、我々と多くの経営者の「信用」と「絆」を
形にしたものともいえると思います。

大震災から3週間が過ぎた今、福島第一原発の問題、
ライフラインの復旧、沿岸部の被災状況の全貌解明など、
まだまだ、たくさんの課題を抱えていて、
復興の糸口さえ見えてきておりません。

しかし、必ず我々は復興しなければなりません。
なぜなら、それが、生きることが許されたものの使命だからです。


★印がまさにリスク管理ですね。まさかに備えることが大切です。

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